WEBサイトのリニューアルと同時にWEBサーバーなどの環境の見直しをしませんか。
大幅なコストダウンとセキュリティなどの向上を期待できる事もあります。
WEBサイトを公開するのに必要なのがWEBサーバー。大企業の場合、自社で構築している事もありますが、ほとんどの場合はレンタルサーバーを利用しているのではないでしょうか。
2000年頃は年間10万円〜20万円程度が相場でしたが、現在は年間5,000円~2万円程度と、相場が10分の1程度になっています。さらに2017年頃から高性能化や無料で利用できるSSL(暗号化通信)などが一般的です。
サーバーの契約をして10年以上経つ。ホームページを作ったままそのまま放置しているのでよく分からない場合など、見直すことをおすすめいたします。
WEBサーバーの見直し
WEBサーバーとは、ホームページを設置する場所です。通常はレンタルサーバーを利用する事が一般的です。
様々なレンタルサーバー会社がありますが、どれも一緒というわけでなく、全てのレンタルサーバーに特色があります。
サーバー選びで検討する部分として、コスト、容量、ドメイン数やメール等のアカウント数、表示スピード、信頼性など様々な要素を検討する必要があります。
古いサーバーを利用していると、コストが割高。サーバーソフトウェアが古くセキュリティに問題がある。新しいプログラムが動かないといったサーバーも多く存在します。
サーバーを移転するとなると、手間がかかってしまいますが、ホームページのリニューアルと合わせて環境の見直しも検討してみてください。
古いサーバを使っていると・・
・昔の高い相場の金額を払っている。
・低スペックのサーバーを利用していて表示が重たい。
・新しいCMSが設置できない。
・PHPやデータベースのバージョンが低く脆弱性にさらされてる。
・ディスク容量が小さくメールサーバーがパンクしてしまった。
・高額なSSLを利用している。または導入出来ない。
一度見直してみてはいかがでしょうか。
WEBサイトを常時SSL(暗号化通信)化は常識
自社のホームページのURLの先頭がhttps://で始まっていますか?
・http:// の場合、SSL化されていません。
・https:// から始まるが?マークがある。WEBサイトに問題があります。
・https:// から始まり鍵マークがある。SSL化されています。
以前はメールフォーム等、個人情報を送信する部分のみSSL化をしている場合が多かったですが、2017年頃から常時SSL化が常識となりつつあります。
まだ導入されていない。SSLに高額なコストがかかっているといった場合はサーバの見直しを含め、検討することをお勧めいたします。
メール環境を見直す
日頃の業務にEメールはかかせない時代です。
EメールもWEBサイト同様にセキュリティの対策を十分に行う必要があります。また、WEBサイト同様に暗号化通信がされているか、確認することをお奨めいたします。
WEBサーバーに付随しているメールサーバーを利用されている方が多いですが、メールは別途専用の仕組みを取り入れた方が良い場合があります。
例えばWEBサーバーに不満があり、違うサーバーに載せ替えるといった際、メール環境も引っ越す必要があるとなると手間が生じます。メール環境を切り離して運用することで、こういった事を回避することができます。
メール環境にGoogleを利用
Googleが提供しているGメール(メールサービス)はご存じの方多いと思いますが、このGメールと、カレンダー、ドキュメント管理、ファイルストレージがセットになった業務向けサービスのGoogle Workspaceというプランがあります。
スマートフォンアプリなどもGメール用がそのまま利用できる為、Gメールを利用している方であれば、抵抗なく利用する事ができます。
GメールとGoogle Workspaceの違いは、独自のドメインが利用できる事で、多くの企業で採用されています。
Gメールは迷惑メール等の振り分けの精度がかなり高く、セキュリティ的な部分も高く評価されています。