リスティング広告とは
WEBサイトから集客を行う場合、WEBサイトを宣伝する必要があります。
まず思いつくのは検索エンジン対策(SEO)を行い、より関連するキーワードでの検索順位を上げるという事が思いつきますが、対策そのものが難しく、労力も時間もかかり、その結果大した効果を得られないという事がほとんどです。また検索順位が上がったとしてもアルゴリズム(検索結果を決める為の法則)が変われば順位も変わりますので、Googleのさじ加減に会社の経営を委ねるというもの得策とはいえません。
WEBサイトの宣伝、アクセスアップに一般的なのがリスティング広告です。GoogleやYahooなどで検索をした際にそのキーワードに応じて広告が表示されますが、それに掲載するというものです。
掲載される順位はオークション的な考えで、ワンクリックに対しての費用が高く設定してある順となりますので、より高額な費用を設定すれば表示される確率も高くなります。
※クリック率などにより変動があるため、必ずしもそうとは限りません。
費用の設定
リスティング広告の良いところは、始めたい時に始められて、止めたいときに止められるという利点があります。広告の基本は費用対効果ですので、かけた費用に対して利益計算をする必要があります。
ここで一番難しいのが費用の設定です、ある程度自動化することも可能ですが、どういった広告がどれだけクリックされ、どの程度のコンバージョン(成約率)をあげているかといった統計をチェックする必要があります。
ビジネス規模などにもよりますが、まずは月額30万円程度の予算から初めてみて、効果を見ながら上げていくといったところから初める事が多いようです。
広告がクリックされないという問題
リスティング広告を始めてみて、まず困るのが広告がクリックされないという場合があります。これはキーワードの設定と広告の問題のいずれかか両方の場合が多いです。まずは目を引く文言であったり、設定したキーワードを意識した簡潔なものになっているか等を、見直しながら最適化していくことが大切です。この辺りを放置すると広告としての役目を果たしていない。無駄な広告費がかかっているだけといった事になります。
バランスの取れた運用が大切
リスティング広告は、より早くその効果が得られたり、無駄な時間や労力などを掛けずに導入できますので、まさに理想な広告ではありますが、常に統計などをチェックし費用対効果などの検討なども必要です。
導入については専門の業者もありますので、管理を専門家に任せるというもの、方法のひとつです。
業者に依頼する場合は広告費の20%程度の手数料(例:月100万円予算であれば、管理費用が20万円、残りの80万円が広告実費)が一般的なようで、無駄な広告費が発生してしまうよりは、専門家に運用を任せた方が効果が期待できます。